Nature Remoが、Google Homeと連携する方法は、カスタム(=Conversation Actions)、スマートホーム(=Direct Actions)、IFTTTと3つあります。
でも、フレーズが違うとかの話ではなく、本質的に何が違うの? って思いませんか?
そこで、
「家族で、家電を声操作する時、どの連携方式がいいのか?」
の視点から調査してみました。
結論を先に言うと、、、
- カスタム連携は、家族で、セキュリティを重視して、登録した人しか声操作できないようにする時、便利
- スマートホーム連携は、(Googleアカウント所有・未所有に関係なく)家族で、「エアコン」「照明」「家電の電源ON/OFF」の声操作をする時、便利
- IFTTT連携は、(Googleアカウント所有・未所有に関係なく)家族で、「あらゆる家電」の「あらゆる操作」を声操作する時、便利
それでは、詳細をはじめます。
カスタム連携
Nature Remoのカスタム連携(=Conversation Actions)は、「OK Google ネイチャーリモを使って ●●●して」で、声操作する方法です。
このカスタム連携は、家族で、セキュリティを重視して、登録した人しか声操作できないようにする時、便利です。
たとえば、家族に、小さなお子さんがいる場合などです。
声操作するには、使用する全員が「Googleアカウントを所有 & Voice Match登録」しなければ、できません。
声操作できる家電は、
- エアコン(1台):電源ON/OFF、運転モードの変更、設定温度の変更
- 照明(1台):電源ON/OFF、調光(明るくする/暗くする)
- テレビ(1台):電源ON/OFF、チャンネルの変更、音量の変更
になります。
スマートホーム連携
Nature Remoのスマートホーム連携(=Direct Actions)は、「OK Google エアコンつけて」「OK Google テレビをつけて」で、声操作する方法です。
このスマートホーム連携は、(Googleアカウント所有・未所有に関係なく)家族で、「エアコン」「照明」「家電の電源ON/OFF」の声操作をする時、便利です。
あなたがGoogleアカウントで連携すれば、ほかの家族は設定不要で、全員が声操作できます。
声操作できる「家電と操作」は、
- エアコン(台数無制限):電源ON/OFF、冷房・暖房モードの変更、設定温度の変更
- 照明(台数無制限):電源ON/OFF、調光(明るくする/暗くする)
- テレビ & それ以外の家電(台数無制限):電源ON/OFF
になります。
重要なポイントは「テレビのチャンネル操作」ができないことです。
なので、家族で「テレビのチャンネル操作」をする場合には、次のIFTTT連携がおススメです。
IFTTT連携
Nature RemoのIFTTT連携は、「登録した全てのボタン」に対して、「OK Google ●●●」と好きな言葉にして、声操作を可能にする方法です。
もっというと、カスタム連携・スマートホーム連携で、できない声操作を、可能にする方法です。
たとえば、「OK Google 扇風機 風量アップ」と声操作して、扇風機の風量を、弱→強に変更することができます。
このIFTTT連携は、(Googleアカウント所有・未所有に関係なく)家族で、「あらゆる家電」の「あらゆる操作」を声操作する時、便利です。
あなたがIFTTT連携すれば、ほかの家族の設定不要で、全員が声操作できます。スマートホーム連携では不可能だった「テレビのチャンネル操作」も可能です。
声操作できる「家電と操作」は、
台数制限なしで、あらゆる家電の、あらゆる操作
になります。
まとめ
Goolge HomeとNature Remo、3つの連携方法の違い【家族で声操作する時】はいかがでしたか?
最後にもう一度、繰り返すと、、、
- カスタム連携は、家族で、セキュリティを重視して、登録した人しか声操作できないようにする時、便利
- スマートホーム連携は、(Googleアカウント所有・未所有に関係なく)家族で、「エアコン」「照明」「家電の電源ON/OFF」の声操作をする時、便利
- IFTTT連携は、(Googleアカウント所有・未所有に関係なく)家族で、「あらゆる家電」の「あらゆる操作」を声操作する時、便利
になります。
連携方式は組み合わせることができます。
なので、これ以外の視点もあると思います。
ただ、いろいろ情報をみていると、一番肝心な「家族で使う場合、どの連携方式がいいのか?」という視点がなかったので、整理してみました。
それでは!