Lalupa [CC BY-SA] さんの画像を、右上に配置
おはようございます。
GoogleのスマホPixel3の「天体撮影モード」で、うしかい座の星空撮影をしてきました。
帰ってきて、写真をみたら、うしかい座を形成する1等星アークトゥルスが、オレンジ色で写っていることに、感激してしまいました。
さらに、流れ星🌠? も写っていました。
ということで、今日は、そのご報告です。
星座線を引く前と後の写真
まずは、うしかい座に星座線を引く前の写真を、ご紹介しておきます。
で、上の写真に、星座線を引いた写真がこちらです。
うしかい座が、見えるのは
うしかい座は、20時に真南にくるのが、6月26日なので、春の星座に分類されています。
ボクは、少し前の1月20日の4時半ごろ、撮影してきました。
撮影現場に到着すると、いきなり『やたらに、明るく見える星があるなぁ』と思って、星座アプリをみたら「うしかい座」と表示されていました。
写真を見ると、オレンジ色であることに気がつきました。
この部分です。
春から初夏にかけて、夜空で、最も明るくきらめく星が、北天で橙色に輝く「うしかい座」の1等星のアークトゥルスだ
なるほど。目立つわけですね。
何の姿? 牛飼い?
うしかい座は、何の姿なのだろう? うしかい座だから、「牛飼い」を描いているんだろうなぁと思いつつも、牛飼いって見たことないから、イメージわかないなぁ…と思ってしらべてみると
この星座にも神話があるが、実は「牛飼い」の正体に定説はない
なるほど…
ということで、「星座の神話と伝説がわかる本」では、ギリシア神話にでてくる「アトラス」の説で紹介していました。
Lalupa [CC BY-SA]
この方がアトラスさんです。アトラスの詳しい説明は、以下のとおりです。
アトラース(古希: Ἄτλας, Atlās)は、ギリシア神話に登場する神である。日本語では長母音を省略してアトラスともいう。巨躯(きょく)を以て知られ、両腕と頭で天の蒼穹(そうきゅう)を支えるとされる。名前は「支える者」・「耐える者」・「歯向かう者」を意味する古印欧語に由来する。
「巨躯(きょく)」とは、大きな体。「蒼穹(そうきゅう)」とは、青空のことです。
たしかに、両腕と頭で、天の空を持ち上げている姿にも、見えますね(*゚∀゚)
このアトラスさんは、イタリアの都市ナポリにあるナポリ考古学博物館にある「ファルネーゼのアトラス」といいます。
イタリア🇮🇹ファンのボクとしては、ナポリ考古学博物館は、ピッツァ🍕の街ナポリへいったら必ず行っておきたいスポットです。
この話も、いつかまとめられたらと思っています。
ということで、話を星座のうしかい座に戻しますね。
うしかい座で、有名な星
うしかい座で、有名な星は、以下の2つの星です。
- 1番明るい、オレンジ色の1等星 アークトゥルス
- 2重星のイザル
少し、補足しますね。
1番明るい、オレンジ色の1等星 アークトゥルス
うしかい座で、1番有名な星は、オレンジ色の1等星 アークトゥルスです。Pixelでも、そのオレンジ色を捉えていました。
場所は、ここです。
なぜオレンジ色かというと、星の表面温度が低いからです。
そしてなぜ表面温度が低いかというと、年齢をかさねた星だからです。ちなみに若い星だと、青白い色をしています。
星座すべての中で、3番目にあかるい星です。星座探しの目安となる星なので、覚えておいて損なしです!
2重星のイザル
うしかい座で、2番目に有名な星は、2等星のイザルです。
場所は、ここです。
このイザルは、2重星です。2重星とは、2つの星の距離が近すぎるため、肉眼で見ると1つの星に見える星のこと
です。
美しい二重星として知られる。離角がわずか2.8秒しかないため、主星と伴星が密着しているように見える。シーイングの良い日に天体望遠鏡で高倍率で観望すると、そのコントラストを確認することができる。
Pixelには、天体望遠鏡モードは、さすがにないので、ボクが2重星を見ることは、無理そうです。
流れ星か?
こ、こ、これは、流れ星?
アップはこちら
撮影して、家に戻ってきて、写真を見た時に、気がつきました。
可能性としては、飛行機も捨て切れないのですが、撮影時間が4時30分ごろなので、なんとも言えません。
今度は、流星群を狙って、撮影することにもチャレンジしてみます。
まとめ
ということで「Pixel3で、うしかい座の星空撮影! オレンジ色の1等星、さらに流れ星?」は、いかがでしたか?
昨年から今年にかけて、(関東では冬には晴れる日が多い)冬場であるにもかかわらず、天候が悪い日が続いていて、苦労しています。
が、星空は、そんな苦労さえも忘れさせてくれるくらい綺麗です。
この日は、他の星座も撮影してきました。
また後日、ご報告します。
それでは!