おはようございます。
夜空に光る プレアデス星団 = すばる を、あなたは見たことがありますか?
ボクは、GoogleのスマホPixel3の「星空も撮影できる夜景モード」で撮影して、はじめて本物の星団をみることができました。1/2世紀生きてきて、はじめてです。
今日は、その報告をしますね。
オリオン座の西に、やたら星が集まっている場所を確認
先日、オリオン座を撮影してきた、ご報告をしました。
その写真をよくみると、オリオン座の西の空に、やたら星が集まっている場所があります。
オリオン座の西のこの部分を、、、
(画像が粗くなることを覚悟して)大きくすると、やたら、星が集まっている(*゚∀゚)
『なんだろうこれ?』と思って調べてみると、おうし座のプレアデス星団ということがわかりました。
ボクの肉眼以上の星を捉えるPixelの「星空も撮影できる夜景モード」
このプレアデス星団星団は、肉眼で6~7コ集まっている星団としてみることが可能です。ボクは視力がよくないので、みえませんが(‥ゞ
肉眼でも輝く5–7個の星の集まりを見ることができ、双眼鏡で観測すると数十個の青白い星が集まっているのが見える。
ということで、後日また撮影してきた写真がこちらです。
えっ、あきらかに数十個はみえている
つまり双眼鏡でみるのと同じくらいの星はみえているってことか?
ちなみにアメリカのパロマー天文台で撮影された写真はこちらです。
NASA, ESA, AURA/Caltech, Palomar ObservatoryThe science team consists of: D. Soderblom and E. Nelan (STScI), F. Benedict and B. Arthur (U. Texas), and B. Jones (Lick Obs.) [Public domain], via Wikimedia Commons
天文台の望遠鏡には、かないません(>_<)
プレアデス星団とは
プレアデス星団とは、おうし座の肩の位置にある星団です。
まず、おうし座。撮影してきた写真に線をひきました。赤枠がプレアデス星団です。
で、これらの星に、絵を描くと、こうなります。
Sidney Hall [Public domain]の画像に赤枠を追加, via Wikimedia Commons
で、このおうし座の肩にあるのが、プレアデス(Pleiades)星団です。絵では8個?の星が描かれています。
補足:星団とは
星団というのは、以下の通りです。
恒星が数10~数10万こ、集まったものを星団といいます
恒星は、みずからが光る星のことで、太陽のような星です。
補足:プレアデス星団は、散開星団
星団にも種類があります。プレアデス星団は、散開星団といいます。
散開星団は、以下の通りです
誕生したばかりの恒星が、不規則にあつまったもの。
プレアデス星団の日本名は「すばる」
プレアデス星団の日本名は「すばる」といいます。日本人も、やはりこの輝く星団をみて思いをはせたのでしょう。以下のすばるが有名です。
それぞれ、簡単に説明しますね。
清少納言の「枕草子」のすばる
See page for author [Public domain], via Wikimedia Commons
たとえば平安時代の清少納言の『枕草子』の一節にもでてきます。
ほかに、清少納言の著した『枕草子』の一節(第236段)が有名である。
星はすばる。ひこぼし。ゆふづつ。よばひ星、すこしをかし。尾だになからましかば、まいて。
(星はすばる、ひこぼし、宵の明星が良い。流れ星も少し趣がある。尾を引かなければもっとよいのだけれど。)
自動車メーカーのSUBARU
さらに自動車メーカーのSUBARU。昔の社名は富士重工業です。
SUBARUの由来
SUBARUは、別名「六連星(むつらぼし)」とも呼ばれるおうし座の中にあるプレアデス星団のことで、純粋な日本語です。富士重工業が中島飛行機の流れをくむ5社の資本出資によって設立されたことから、名付けられました。
谷村新司さんの歌「昴 -すばる-」
あと、ボクは「すばる」というと谷村新司さんの歌ですね。我は行く、さらば すばるよ
とカラオケで歌い出しそうです♪
まとめ
ということで、今日は「夜空に光る プレアデス星団 = すばる を、あなたは見たことがありますか?」でした。
ボクは、GoogleのスマホPixel3の「星空も撮影できる夜景モード」で撮影して、はじめて本物の すばる をみることができました。1/2世紀生きてきて、はじめてです。
またいろいろ発見できそうです。
Pixelで撮影してきて、またご報告しますね。
それでは!