おはようございます。
星空に輝く、ギリシャ神話の英雄「ペルセウス座」と怪物メドゥーサを、Pixel3の「天体撮影モード」で、撮影してきました。
今日は、そのご報告です。
ペルセウス座とは
ペルセウス座は、毎年1月8日の20時頃、真南の方角にみえる星座です。
Sidney Hall [Public domain], via Wikimedia Commonsこちらが星座の絵です。
今度は、撮影してきたペルセウス座に、星座絵を重ねてみます。ちょっとズレてます。すみません💦
オリジナルの写真はこちらです。
ペルセウスって?
Perseus by Benvenuto Cellini; Loggia dei Lanzi, Florence, Italy [Public domain]ペルセウスとは、ギリシャ神話にでてくる英雄です。
Caravaggio [Public domain]神話の中で、ペルセウスは、目でにらみつけただけで石にしてしまう怪物メドゥーサを退治します。
メドゥーサを退治した時には、「剣」「姿が見えなくなるカブト」「翼の生えたサンダル」「盾」を使いました。
星座のペルセウスでは、そのうち、左手に「退治した怪物メドゥーサの首」、右手に「剣」、頭に「姿が見えなくなるカブト」、足に「翼の生えたサンダル」が描かれています。
最も明るい星は、2つの2等星
ペルセウス座で、最も明るい星は、2等星です。以下の2つの星です。
- α(アルファ)星(1番目に明るい星):ミルファク
- β(ベータ)星(2番目に明るい星):アルゴル
では、少し補足しますネ。
ミルファク
ペルセウス座で一番明るい星が、「ミルファク」です。2等星です。
場所的には、ここになります。
アルゴル
ペルセウス座で、一番有名な星が、アルゴルです。「悪魔の星」と呼ばれています。
場所的には、ここになります。
なぜ「悪魔の星」と呼ばれるかというと、ペルセウスが、左手に持っている怪物メドゥーサの額あたりにあって、明るさが変わるためです。
アルゴルのように、明るさが変わる星のことを「変光星」といいます。
2つの散開星団
Pixelでは、ペルセウス座には、肉眼でも見える2つの散開星団も捉えていました。
場所的には、ここになります。
散開星団とは、以下のような星です。
誕生したばかりの恒星が、不規則に集まったもの
引用:星と神話 巻末の「星空豆知識」 講談社
肉眼でも見えるとのことですが、ボクの肉眼ではちょっと難しいです。
2004年発売の一眼レフカメラ「Canon EOS 20D」で撮影した写真はこちら
Andrew Cooper acooper@pobox.com [CC BY-SA]
さすがに、一眼レフカメラには、かないませんね(^0^;)
イタリアにある、彫刻ペルセウスと絵画メドゥーサ
実は、イタリアの有名な(世界遺産にもなっている)観光地フィレンツェには、彫刻の「ペルセウス」と、絵画の「メドゥーサの首」があります。
彫刻のペルセウス
Perseus by Benvenuto Cellini; Loggia dei Lanzi, Florence, Italy [Public domain]
彫刻のペルセウスは、1500年代ルネサンス期に活躍したイタリア人のチェッリーニさんの作品です。イタリア観光でフィレンツェへ行く予定の人は、ぜひ、見てきてくださいネ。
ペルセウスの彫刻がある場所は、シニョーリーア広場(内のランツィのロッジア)にあります。シニョーリーア広場は、ヴェッキオ宮殿やウフィッツィ美術館の目の前にあります。
絵画のメドゥーサ
Caravaggio [Public domain]
絵画の「メドゥーサ」は、1500年代後半~1600年代前半に活躍したイタリア人のカラヴァッジさんの作品です。フィレンツェのウフィッツィ美術館の2Fに飾られています。
ボクも、いつか見に行ってきます!
まとめ
ということで、星空に輝く、ギリシャ神話の英雄「ペルセウス座」と怪物メドゥーサを、Pixel3の「天体撮影モード」で、撮影してきました。
また撮影してきます!
それでは!