おはようございます。
あなたは、Google PayとApple Payなどのスマホ決済の認証ロックの理想的な解除タイミングについて、考えたことがありますか?
ボクは、現時点で、以下のように考えています。
- プリペイドカードタイプ(Suicaや楽天Edy)のスマホ決済の場合、認証ロック解除タイミングは、いつでも。つまり認証ロック解除は不要
- クレジットカード・デビッドカードタイプ(QUIC Pay、iD)のスマホ決済の場合、認証ロック解除タイミングは、使う時
スマホ決済をはじめた頃、すべて認証ロックの解除をせずに使えるGoogle Payの方が、Apple Payより便利だなぁとしばらく思っていました。しかし現在は、大きく変わっています。
考えたきっかけ
考えたきっかけは「Google PayのQUIC Payでは、1回の利用が3万円以下と限度額が設定されているけど、1日や1カ月の限度額は設定できない」ことに気がついたからです。
スマホ決済をはじめた頃、Google PayでSuicaや楽天Edy、(クレジットカード・デビットカードで決済するための)QUIK Payで、コンビニをはじめとするお店で買い物してました。
Google Payは、スマホの認証ロックを解除せずに、Suicaや楽天Edy、(クレジットカード・デビットカードで決済するための)QUIK Payを利用できます。
認証ロックの解除は、指紋認証や顔認証だけのものであっても、やはり面倒です。
Apple Payは、(2019年8月時点で)Suica以外は、認証ロックを解除してから使います。
なので『Apple Payは、Google Payより不便だなぁ』と、しばらく思って、使っていました。
あるとき「Google PayのQUIC Payでは、1回の利用が3万円以下と限度額が設定されている。だけど、1日や1カ月の限度額は設定できない」ことに気が付きました。
Google Payは、スマホの認証ロックを解除せずに、さらにはスマホの電源を入れずに、使用することが可能です。
なので、もしスマホを紛失して利用されたり、盗まれたら、使われ放題です。仮にカードの限度額を30万円にしていたら、3万円 × 10回なども可能です。
カードを紛失した場合、ボクはどのような行動をとるか?
そこで、(プラスチック製の)プリペイドカード・クレジットカード・デビッドカードを紛失した場合、ボクがどのような行動をとるかという視点から、理想的な認証ロック解除タイミングについて考えてみました。
プリペイドカードを紛失した場合
(プラスチック製の)プリペイドカードのSuica・楽天Edyなどを紛失した場合、ボクは、どのような行動をとるか?
ボクは、なくしたと思われる施設や交番へ行って、落とし物をした届け出を提出します。しかしそれ以上のことはしないハズです。
見つかればうれしいですが、見つからなくてもあきらめます。もちろんショックですが。
そして新しい(プラスチック製の)プリペイドカードのSuica・楽天Edyを購入し、使います。
クレジットカード・デビッドカードを紛失した場合
(プラスチック製の)クレジットカード・デビッドカードを紛失した場合、ボクは、どのような行動をとるか?
まず、プリペイドカードを紛失した場合と同様、なくしたと思われる施設や交番へ行って、落とし物をした届け出を提出します。
そして、さらにクレジットカード・デビッドカードの各会社に電話して、利用停止を依頼します(交番へいくより、こちらが先かもしれません)。
見つかっても、クレジットカード・デビッドカードが不正利用されていないか心配で、調べまくると思います。時間と手間がかかるはずです。
見つからなかった場合は、さらに加えて、新しいクレジットカード・デビッドカードの発行依頼をしなければなりません。すでに、紛失したクレジットカード・デビッドカードで(携帯電話や公共料金などの)支払いをしていれば、カード変更届をしなければいけません。その作業を考えただけでも、嫌になります。
不正利用されていた場合、カード会社に保証してもらうために、照明するための資料の提出などに駆けずり回らなければいけません。全額保証されるかどうかもわかりません。
もう仕事どころではないハズです。
紛失したときを、整理すると…
(プラスチック製の)プリペイド・クレジット・デビット各カードを紛失したときを、整理すると以下のとおりです。
- プリペイドカードを紛失した場合、落とし物をした届け出
- クレジットカード・デビッドカードを紛失した場合、落とし物をした届け出、不正利用の心配
別の見方をすると、以下のようにも言えます。
- プリペイドカードを紛失した場合、他の誰かに使われてしまっても諦めがつく
- クレジットカード・デビッドカードを紛失した場合、他の誰かに使われてしまったら諦めがつかない
スマホを紛失した場合に置き換えると、
- プリペイドカードタイプ(Suicaや楽天Edy)のスマホ決済の場合、他の誰かに使われてしまっても諦めがつく
- クレジットカード・デビッドカードタイプ(QUIC Pay、iD)のスマホ決済の場合、他の誰かに使われてしまったら諦めがつかない
となります。
すくなくともボクの場合は(>_<)
スマホ決済の理想的な認証ロック解除のタイミング
以上のことから、ボクは、スマホ決済の理想的な認証ロック解除タイミングは、以下のように考えています。
- プリペイドカードタイプ(Suicaや楽天Edy)の場合、認証ロック解除タイミングは、いつでも。つまり認証ロック解除は不要
- クレジットカード・デビッドカードタイプ(QUIC Pay、iD)の場合、認証ロック解除タイミングは、使う時
Google Pay・Apple Payの現状
ちなみに、Google Pay・Apple Payの2019年8月時点での現状は以下の通りです。
- Google Payは、プリペイド・クレジット・デビットのすべてで、認証ロック解除しないで使える
- Apple Payは、プリペイド(2019年8月時点ではSuicaのみ)は、認証ロック解除しないで使える。クレジット・デビットは認証ロック解除が必要
こうやってみるとApple Payの方がいいように見えますが、(2019年8月時点では)プリペイドタイプの楽天Edyが使えません。
またGoogle Payでも、各カードアプリと併用することで、クレジット・デビットの各カードの1日・1ヶ月の利用限度額を押さえて運用することも可能です。
なので、2019年8月時点では、どちらも一長一短だとボクは思います。
まとめ
というわけで、プリペイドカード、クレジットカード・デビッドカードを紛失した時の視点から、スマホ決済の認証ロックの理想的な解除タイミングについて考えてみました。
ボクは、現時点では、以下のように考えています。
- プリペイドカードタイプ(Suicaや楽天Edy)のスマホ決済の場合、認証ロック解除タイミングは、いつでも。つまり認証ロック解除は不要
- クレジットカード・デビッドカードタイプ(QUIC Pay、iD)のスマホ決済の場合、認証ロック解除タイミングは、使う時
あなたはどう思いますか?
それでは!